ビューティアンドウェルネス研究所 第1回記念講演を開催しました
当協会認定校である学校法人ミスパリ学園は、ビューティウェルネスに関する学術理論を構築し、学問分野としての確立並びに同産業界の発展に寄与することを目的として、「ビューティアンドウェルネス研究所」を設立し、2020年11月13日（金）に第1回目の設立記念講演を開催しました。
理事長下村朱美は今回の研究所設立にあたり、「美と健康の融合を目的として活動を開始していきます。最終的には美容を学問として確立させたいと考えています。すばらしい教授たちと美と健康の実現、そして美と健康がいかに私たちを幸せにしていけるかを研究していきたい。この研究所の活動が、美しく健康に生きるヒントとなれば」とあいさつしました。
また、当研究所所長に就任した東京藝術大学副学長、大学院美術研究科文化財保存学の教授である籔内佐斗司氏より、「美を通じて健康で幸せに生きることを探す研究所構想について」と題して、「真善美」に関する考え方、「美」と「幸せ」を提供する上で「美意識」が大切であるといった講演とともに研究所では、様々な観点から「美とウェルネス」について幅広く学び考えていきたいとの就任のあいさつがありました。
琉球大学大学院 観光学科研究科の荒川雅志教授の講演では、産業の視点から、“疾病産業”であるヘルス（健康）と、健康に対する前向きなビジネスである“ウェルネス産業”との違いやウェルネスムーブメントの時代ごとの変遷について解説し、ウェルネスの最新動向について紹介していただきました。「ビューティアンドウェルネス研究所では、世界的動向を見据えつつ日本のウェルネスを学究していく」と語りました。
当日は荒川氏の記念講演の他、空手家の高久昌義氏による空手演武が披露され、その後籔内所長の司会のもと、荒川氏、高久氏、下村氏による「美」と「ウェルネス」に関する座談会も開催されました。
今後の講演会の予定です。
12月3日（木）、2021年1月7日（木）、2月4日（木）、3月4日（木）いずれも14時から17時の予定で、今回と同様横浜で開催します。
※4月以降については、別途ご案内します。
